道央
筆遣いに集中 苫小牧で紙フェス、書道披露http://www.hokkaido-np.co.jp/img/icon_photo.gif
(09/01 09:07)
【苫小牧】製紙工場がある「紙のまち」苫小牧で紙と触れ合う催し「紙フェスティバル2014」(実行委、北海道新聞苫小牧支社主催)が31日、苫小牧市内のホテルなどで開かれ、家族連れなど約1900人が遊びや工作を通して紙の魅力を体感した。
王子製紙苫小牧工場やサークル、学校など市内外の25団体が、巨大折り鶴や「ゆるキャラ」のあんどんの展示、紙飛行機の工作教室、段ボール箱で作ったお化け屋敷などの多彩なブースを設置。紙で作った車のレースや、段ボールを組み立てた滑り台などが子供たちの人気を集めた。
今年初参加した苫小牧高専書道部は書道パフォーマンスを披露。コブクロの人気曲に合わせて縦3メートル、横6メートルほどの紙に大きく「根」の文字と、歌詞を18人で手を真っ黒にしながら書き上げ、大きな拍手を浴びた。
歌詞などを書いた4年生福田珠子さん(18)の妹で千歳市の小学1年生の華子ちゃん(6)は「お姉ちゃんが上手だった。紙の遊びもいっぱいで楽しい」と目を輝かせていた。(荒井友香)